ぎっくり腰にご注意!
2014年8月25日
ぎっくり腰は
例年だいたい6月頃からが増え8月をピークに多くのぎっくり腰患者さんが当院にいらっしゃいます。
それは気圧、気温、湿度が身体に大きく影響を与えているからです。
まず6月から7月の梅雨時では、激しい気圧の変化が自律神経を乱れさせ、おまけに高い湿度が身体にストレスを与えます。その結果、血流やリンパの流れも悪くなり体調を崩しやすくさせます。
その状態で8月に入り冷房や冷たい食べ物により内臓が冷え、また暑さや、エアコンの音や風により睡眠の質が低下することで、さらに体力が消耗し肩こり、むくみ、夏風邪など様々な症状が現れてきます。
そんな中、腰の症状でぎっくり腰が特に増えるのは気圧が下がり、上半身の重さを支えその重さを脚に伝える骨盤と腰骨の関節が不安定になる為です。
天気が良い→高気圧→空気は重く関節は安定
天気が悪い→低気圧→空気は軽く関節は不安定
ではこの時期のぎっくり腰予防と対処法としては?
①体のバランスを整え、腰の関節を安定させ腰にかかる負担を軽減し、ストレスに強い腰、身体をつくる。
②汗と伴に失われたビタミン、ミネラルをこまめに補給し内臓強化する。
③冷房の温度や、冷たい飲み物、食べ物を極力控え身体を冷やしすぎないようにする。
など
まだまだ残暑は厳しいです。ぎっくり腰にはくれぐれもお気を付けください。