スポーツで足首の捻挫をしてしまった時に大切なこと<30代・男性>道場生のお話【スポーツ障害 】
こんにちは‼️
いつもご覧いただきましてありがとうございます‼️
本日は、『足首の捻挫』で来院された道場生さんのご紹介です🤲
※当ブログでは、来院された方を【道場生】とお呼びしております。
その理由はこちら💁♂️
お悩み:足首の捻挫
年齢:30代
性別:男性
ペインスケール:
<初日>10 →6
<2日目>5 →2
※ペインスケール とは?!詳しくはこちら💁♂️
施術メニュー: スポーツ障害
週3回ほどバレーボールをされている方で、元々メンテナンスでお身体を診させていただいているのですが、今回プレー中に足首を捻ってしまったとのことでした。
かなりガッツリ捻挫されていて、内出血も見られることから骨と骨を繋いでいる靭帯の部分断裂と、骨自体も骨同士がぶつかって骨膜(骨を覆っている膜)の損傷もありそうな状態でした。
かなり痛めてはいましたが、骨折はなかったので一安心しつつ、回復へのプランを立てていきます。
もちろん体重はかけられないぐらい痛いので、回復には時間がかかる(一般的には1~3ヶ月)かな~という感じでした。
ですが3日後には試合があり、チームの人手の関係でどうしても出ないといけないとのことでした😵
もちろんご本人も無理そうだということは分かった上で、『なんとかなりませんか』とご相談いただいたので、『なんとかなる部分となんともならない部分がありますが、最大限なんとかしましょう!』とお伝えして施術をしていきました。
なんとかなる部分というのは、
・捻挫によって歪んでしまった足の骨の配列を整えバランスを取ることで、余計に感じてしまっている痛みの軽減。(捻挫の初期治療において特に重要です。歪んだまま治ってしまうと、クセになりたまに痛んだり再度捻挫をしやすくなってしまいます。)
・滞ってしまった足のリンパの流れを良くして回復を早める。
・足をかばっていることで身体全体のバランスも崩れ、身体が疲れてしまうので全身のケア。
・骨や筋肉の動きを補助するようなテーピングをすることで、痛みの出づらい環境を作ってあげる。
なんともならない部分というのは、
・筋肉や靭帯が実際に切れてしまっている”傷口”なので、瞬間的に完治させることはできない。
・なるべく痛みの出ないようにはするが、やはり痛みはあるし無理をすると傷口が広がってしまい症状が悪化してしまう可能性がある。
なんとかなる部分というのは、言い換えればむしろやった方が良い部分と言えます💁♂️
一口に捻挫といっても色々な種類があり、
今回の足首の捻挫は『内返し捻挫』でした。
捻挫の中でも特に多い『内返し捻挫』ですが、歪んでしまった骨のズレが未処置のまま治ってしまっている方が実は沢山いらっしゃいます💦
未処置のままですと捻挫をしやすくなったり、地面を踏むポイントがズレてしまうので腰痛や肩こり・頭痛などの原因になっていることもあり、過去に捻挫のご経験がある方は関係ある可能性が高いです🙇
骨のズレを調整し、テーピングをして『炎症があるのでがっつり氷水でアイシングしてくださいね!』と念を押して送り出しましたが、すごく頑張ってしまう方なのでやはりかなり心配😨
どうかなーと思いつつ後日ご来院いただきお話を聞いたところ、『かなり楽になり、思ったよりも動けました‼️✨』とのことで一安心でした😊
内出血もなくなり腫れもかなり引いており、割と普通に歩くことができるようになっていました🤲
正直ここまで回復できたのはご本人の自己治癒力もあってのことですが、やはり治癒を早めるためには初期治療がとても大事になってきます🙌
スポーツ時や日常の生活の中で、少しでも身体に違和感を覚えた方がいらっしゃったら是非一度ご相談ください😊
少しの違和感がのちのちの大怪我に繋がることがあるということを頭の片隅に置いておいていただけると幸いです💁♂️
最後まで読んでいただきましてありがとうございました‼️✨